さくらインターネットからXサーバーへの移転(エラー例を含む)

エックスサーバーへの移行手順

ドメイン契約をした後からになります。

ドメイン契約はA8から、セルフバックにて2,858円を
返してもらえますので、まだ契約をしていない方は
そちらからしてください。

エックスサーバー契約のA8を使ったセルフキャッシュバックのやり方

手順をつかみながら、データ移行とその後の
サーバーの経路設定(DNS設定)を合わせて説明します。

もくじ

1.手順をつかもう

エックスサーバーに移行する際に、
まずは大まかな手順を理解しましょう。

エックスサーバーへの移行手順

まずはエックスサーバーの申し込みです。
A8のセルフバックと合わせて説明した
こちらの記事をご参照ください。

エックスサーバー契約のA8を使ったセルフキャッシュバックのやり方

今回の記事は以下の内容を進めていきます。

2.ドメイン設定
3.データ移行
4.手続き完了

2.ドメイン設定

まずは、ドメイン設定です。

ドメイン設定に移動する

まずは、サーバーパネルへ移動。
その後、「ドメイン設定」をクリックします。

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「ドメイン設定追加」

ドメイン追加設定をクリックし、
以下の通り必要事項を入力後進みましょう。

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独自SSLはとりあえず外しておきます。
設定は後からです。
(エックスサーバーのSSLは選択すれば完了するので簡単です)

ここまできたら「追加する」で
進めます。ネームサーバーは出てきますが、
とりあえず無視して進めておきましょう。

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反映までは時間がかかります。
1時間程度待つことになります。

複数ドメインを移行する場合は
先に反映作業をしてしまいましょう。

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しばらく放っておくと「反映待ち」が消えます。

 

3.データ移行

データ移行を簡単に行うツールも
あるのですが、画像が日本語の場合に
文字化けをしてしまってアクセスができなくなる
可能性があるため、FTPソフトでの移行を進めました。
FTPでバックアップファイルは入手できますが、
心配な方はWordpress上からもバックアップを
とっておきましょう(移行には使いません)。
WordPress上から、ツール>エクスポートで
「すべてのコンテンツ」にチェックが入った
状態で、「エクスポートファイルをダウンロード」を
クリックします。
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さくらサーバーのSSLを無効にする

まずは、さくらのプラグインを無効に、SSLをhttpでログインします。
WordPressにてSSLを無効にします。
SAKURA RS WP SSLを使っていたので、
まずはそのプラグインを停止します。
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.htaccess上のリダイレクトがあれば削除しますが、
私の場合はないことを確認しました。
.htaccessはFTPファイル上の隠しファイルを表示するに
すれば出てきます。
次にサーバー上でさくらのコントロールパネルから
SSL設定を外しましょう。
ログインしたら左列にある「ドメイン/SSL設定」をクリック。
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SSLの設定を変更するドメインの「変更」をクリックします。
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「共有SSL、SNI SSLを利用しないにチェックをして保存します。
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FTPソフトを用意する

次はFTPソフトを使います。
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FTPソフトについて、MacではCyberduckを、
WindowsではFileZillaを使いました。
マシンを選んでないので両刀使いです。
Cyberduckはダウンロードしてそのまま
移動すればインストール完了です。
Windows版もあります。
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WindowsのFileZillaもそのままインストールすれば使えます。
ZIP解凍してインストーラーを走らせましょう。
インストール後に最新のものをダウンロードする案内があれば、
最新版をインストールしてみてください。

さくらインターネットから元のデータをダウンロードする

人によってパターンがあるようですが、
wwwのフォルダに入っています。

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今回はwwwの中のblogというフォルダが
全てダウンロード対象です。
あなたの名前のつけかたによってフォルダ名は変わってきます。

 

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中にはwp-contentというものがあり、
ここに主要なデータが入っています。

ブログのデータを一式選択して
手元のパソコンにダウンロードしましょう。

 

さくらからデータベースをダウンロードする

データの他にデータベースをダウンロードします。

phpMyAdminへログインして、左上から
必要なデータベースを選択しましょう。
ログイン方法ですが、さくらインターネットの
コントロールパネルにログインします。

左側の欄に「データベースの設定」があるのでクリック。

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ダウンロードするデータベースの上に
「管理ツール ログイン」

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phpMyAdminという名称が出てきます。

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データベースを選んだのちのエクスポートを選択します。

上のタブから「エクスポート」を選択して、
全てのデータが選択されていることを確認した上で実行します。
DROP TABLE / VIEW / PROCEDURE / FUNCTION / EVENT を追加
へチェックは追加しておきます。

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データベースをエックスサーバーに載せる

Xサーバーへデータを載せます。

「SQL設定」追加
「MySQL追加」でデータベース名を入力
「MySQL一覧」でデータベース名が出てきます。
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次に「MySQLユーザーの追加」からユーザーを追加しましょう。
ユーザー設定をしたら、権限も合わせて設定しておきます。
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次にデータベースSQLをインポートします。
データベースが選択されていないエラーがないように
左側のカラムから、必要データベースを選択した後にインポートします。
こちらから★アクセスをします。
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タブから「インポート」を選択
下に行き、「実行」をクリックします。
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FTPでデータベースをアップロードする

先ほどさくらインターネットからダウンロードしたファイル群を
エックスサーバーに載せましょう。

 

wp-config.phpの内容を下記のように
変更することだけしておきます。

.htaccessは後からエックスサーバーの
コントロールパネルから変更できますので、
そちらで構いません。

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ちなみに、これを間違うと
サーバーにアクセスした際に下記のようなエラーが
出ます。メッセージが出たら上記の変更内容が
合っているか確認しましょう。

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変更が完了した後に、
public_htmlの直下に全て投げ込めば完了です。

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データ関連はこれで完了です。

きちんとデータが移ったか確認する

データ移動はこれで完了です。

データがきちんと移動されているかを確認します。

エックスサーバーのコントロールパネルから
「動作確認URL」を作ります。

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「動作確認URL設定追加」で追加をしてしまいます。

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しばらく反映待ちと出ますが、
それが完了すれば「動作確認アドレス」から
アップロードした内容にアクセスできます。

これでアクセスできれば
アップロードしたデータに問題はありません。

DNSの設定をして、
「URL→旧サーバー」を
「URL→新サーバー」へ経路づけするようにしておきます。

完了するまでは下記のメッセージが出ます。
完了すれば、出なくなりますので待ちましょう。

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4.手続完了なので経路(DNS)などを変更する

.htaccessを変更する

エックスサーバーの上から.htaccessの
内容も設定しておきましょう。

さくらサーバーを見るような指定が入っているので、
単純にその部分を削除して、下記の内容にしておきます。

<IfModule mod_rewrite.c> RewriteEngine on RewriteCond %{ENV:HTTPS} !on RewriteCond %{REQUEST_URI} !/wp-cron\.php$ RewriteRule .* https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L] </IfModule>
公式はこちらです。
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host設定

まずは、hostの設定をしておきましょう。

手元のパソコンからはURLを見たさいに
新しいサーバーの内容を見ると規定します。

設定方法の案内はこちらにあります。

あわせて読みたい
ư???ǧ?ˤĤ??? | ??󥿥륵???С??ʤ饨?å????????С? ??󥿥륵???С??֥??å????????С??פΤ????ѥޥ˥奢??å????С???ž??Ȥ˺ݤ??ơ??͡??ॵ???С????ѹ?????ư?ɽ?????ǧ?Ǥ????ư???ǧURL?׵?ǽ??hosts?ե???????Խ???ˡ?Τ?????Ǥ???

DNS設定

さくらインターネットからDNS設定をします。

さくらインターネットにログインして
「契約ドメインの確認」をクリックします。

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中段くらいにある「ドメインメニュー」を
クリックしましょう。
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変更したいドメインの「WHOIS情報」を
クリックしましょう。
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ネームサーバー4つを下記の通り変更しましょう。
1時間程度も経てば新しいサーバーを見るようになります。
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ネームサーバー1 ns1.xserver.jp
ネームサーバー2 ns2.xserver.jp
ネームサーバー3 ns3.xserver.jp
ネームサーバー4 ns4.xserver.jp
これで一応、サーバー移転完了です。

その他の設定と今回出たエラー

さて、上記はすんなりいけばという点です。
SSLの設定と出てきたエラーを記載しておきます。

SSLの設定

エックスサーバーのSSL設定は
ちょちょっとクリックすれば完了します。

ドメイン>「SSL設定」に移動します。

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SSL設定をしたいドメインの「選択する」をクリックします。
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「独自SSL設定追加」から「確認画面へ進む」を
選んで進みましょう。
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「追加する」で完了です。
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少し待てば完了します。
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追加したり外したりを繰り返すとSSLの認定に
問題が出ますので、一発で決めておきましょう。

PHPのバージョンエラー

一度移動したら下記のようなエラーが出ました。

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調べると、さくらインターネットのphpは7.3
エックスサーバーのphpが7.2だったことが問題だったようです。
データを抜き出す前にバージョンを合わせておきましょう。
ある程度問題は消えました。

エラーが出ても、問題があったメイン画面が起動できれば
大丈夫です。問題があるプラグインを画面上で
削除してしまいましょう。
(完了した後にもう一度追加できます)

WordPressが編集できなくなった

WordPressのメイン画面の編集ができなくなりました。

おそらくphpのバージョンを落とした影響かと。
あまり細かいことは考えずに、Wordpressを
更新画面から再インストールしましょう。

それで問題は解決しました。

まとめとして

全体の概要がわかれば、もう少しサーバー変更が
身近になるかもしれません。

以降前のイメトレに使ってみてください。

【編集後記】
世の中はまだお盆の雰囲気ですね。

【運動記録】
ジョギングO ストレッチO 筋トレO サプリO

【一日一新】
エックスサーバー移転

【子育日記(2歳)】
おもちゃ屋さんに遊びに。
じっくり見て好きなのを選んできました。
喜んでくれて何よりです。

もくじ